2019/11/24
おしゃれなカフェで飲むべきドリンクは何? それぞれの基本を紹介
カフェにはさまざまなドリンクメニューがありますが、それぞれがどんなものかは知っているでしょうか? この記事では、ドリンクメニューでよく見るソフトドリンクやアルコールの基本的な情報として、製造過程や原材料について紹介します。ぜひ普段よりもちょっと楽しいカフェタイムをお過ごしください。
1.ソフトドリンク
1-1.コーヒー
コーヒーは、コーヒーの木の種子を焙煎して粉にしたもので、熱湯でこしたり、煮だしたりすることで出てくる飲み物です。豆によって苦みや酸味、香りが異なるため、料理に合わせて異なるコーヒーを飲んでみると楽しさが倍増します。
コーヒー豆は、アフリカやアジア、アメリカといった赤道に近い地域で生産されています。ちなみに、おいしいコーヒーの条件はいくつかありますが、豆が日光のあたらない場所に保存され、新鮮な豆を使うことが挙げられます。カフェの場合は回転の早いお店は新鮮な豆を利用していることが考えられるため、おいしいコーヒーである可能性が高いといえます。
1-2.抹茶ラテ
抹茶ラテとは抹茶飲料であり、抹茶にミルクを加えた乳飲料です。抹茶オレ、抹茶ミルクといった呼び名がありますが、今では抹茶ラテが一般的な呼び名となっています。ホットでもコールドでもおいしく飲め、老若男女問わず人気のドリンクです。
作り方は、抹茶と砂糖を混ぜたものにお湯を加えてかき混ぜた後、温めたミルクを入れています。最後に、表面が泡立つように少量のミルクを、泡だて器など用いて上にのせることでできあがりです。抹茶ということで苦いイメージを持ちますが、すっきりと飲みやすくなっています。
1-3.紅茶
「〇〇tea」とよく聞きますが、緑茶・ウーロン茶・麦茶…そして紅茶、実はこれらは、同じ茶樹から作られています。それにも関わらず大きく味が異なるのは、製造法が異なるためです。紅茶は葉の中の酸化酵素の働きを利用して生成しており、その過程で茶葉が褐色などの色に変化することで、花や果実のようなにおいを生み出します。この酸化発酵を全く利用しないのが緑茶、少し利用するのがウーロン茶となっています。
1-4.フルーツジュース
オレンジジュースやりんごジュースなどのフルーツジュースは、果実を絞るなどで得られる果汁飲料です。よく耳にする濃縮還元ジュースというのは、果汁を凍結させ、その際に果汁の要素のみを抽出してできた濃縮した液体を保存し、再度水を加えることで元の濃度に戻すというものです。昔は過熱によって水分蒸発させていましたが、風味や栄養価が落ちるために、凍結による濃縮が主流となっています。
2.アルコール
2-1.ビール
ビールとはアルコール飲料の一種で、主に大麦を発芽させた麦芽をビール酵母によってアルコール発酵させることによって作られています。原料は水、糖質原料、ビール酵母、香味料(いわゆるホップなど)です。実は小麦やライ麦でも製造は可能で、また、アワやキャッサバ、ジャガイモなどが糖質原料として使用されることもあります。
「エール」と「ラガー」というビールもありますが、エールとは歴史が古い上面発酵にて作られるビールで、発酵の温度が高く、期間が短いことが特徴的です。一方、私たち日本人がよく目にするのはラガーの方で、歴史は新しく、下面発酵にて作られるビールです。これは発酵の温度が低く、期間が長いという特徴をもち、製造管理しやすいために大量生産に向いていることから、広く普及しています。
2-2.ワイン
ワインはビールとは異なり、果実などから作られるアルコールです。その原材料はぶどうであることが多いため、ぶどう自体に水分を含むことで味わいがそのままワインの味になることや、ぶどうの糖分をそのままに活かすために糖化を必要としないという特徴があります。つまり、ぶどうそのものがアルコールになったという自然な変化を遂げています。
赤ワインと白ワインはよく比較されますが、実は決定的に異なることは2つあります。ひとつ目は、誰もが分かる見た目です。赤ワインは赤い色をしていて、白ワインは若干黄色をしています。ふたつ目は味わいです。赤ワインは渋さがありますが、白ワインには渋さがほとんどありません。その製造過程が異なる点は「ぶどうをいつ絞るか」という一点だけであり、白ワインは収穫すぐに絞って果汁にしてから発酵しますが、赤ワインはぶどうをつぶして皮や種も一緒に発酵します。そのため、色や味わいに変化が生じます。
3.まとめ
ドリンクの由来や製造過程を知っていると、いつもよりも少し楽しく、そして少しおいしく飲むことができます。ぜひとも頭に入れて、カフェのドリンクを楽しんでみてください。
あなたがもし、福岡県のカフェでおいしいドリンクをお探しなら、「Patisserie plantes(パティスリープランツ)」へお越しください。今回ご紹介したドリンクはもちろん、地産地消・多産地消をメインとしたスイーツもご用意しております。また、ロケーションが最高のテラス席もあり、どのような方でも楽しんでいただけます。